呉珈慶、シンガポール国籍取得を申請
15歳で台湾国家代表選手になり「神童」と呼ばれ、

2005年に9ボールの世界選手権で優勝、
若冠16歳で世界チャンピオンとなり注目を集め、
同年8ボールの世界チャンピオンにもなって2冠達成。

昨年第1回10ボール世界選手権では、惜しくも準優勝と、もう少しで史上初の三冠王。


ビリヤード大国、台湾の看板選手である彼の
シンガポール移籍話がもちあがってはや1年。

その後話は二転三転し、

年内台湾復帰か?という噂もあったけれど・・・・・



呉珈慶のシンガポール移籍は、
どうやら確定したらしい。

台湾の新聞のシンガポール駐在の記者によると

呉珈慶が、シンガポール国籍取得を申請したそうだ。




ここまでの経緯

昨年9月の中国広州アジアツアー時。
シンガポール代表団の「秘書長」がオファー

11月下旬
新聞がこの移籍話をスクープ。
その頃は、
「海外遠征の経費はすべて国家負担
住宅手当つき
兵役免除」
そして「年棒320万円くらい」という条件と伝えられた。

12月23日に台湾の新聞「聯合早報」が
シンガポール側が移籍話など無いと否定、と報道。
(この時点で移籍オファーがあったことはわたしも呉珈慶本人に会って聞いていたし、これは「大人の嘘」ね)

2月12日から17日まで、呉珈慶はシンガポールへ。
シンガポールのナショナルチームメンバーたちの練習相手に。
(そして、もちろん移籍に関する話し合いも)

今年2月18日、
台湾の蘋果日報(過激報道で知られる新聞。台湾でわたしも毎日読んでた)が
この移籍話が進行していると報じた。

翌日2月19日
ビリヤード協会トップであるトウ氏が
呉珈慶を呼び出し、引止めを説得。
トウ氏と呉珈慶が「覚書き」を交わし、双方1通づつを持ち帰る。


2月21日
トウ氏が、
呉珈慶の父親と話し合い

呉珈慶の父親はトウ氏の説得に耳を傾け、
その後
行政院体育委員の戴委員長・林副委員長・陳副委員長
呉珈慶本人を加えた6名で夕食会

協会側は
「スポンサー獲得を約束する」

「移籍したら、国家からの報奨金を返還しなくてはならなくなる」
などと


飴と鞭で引止めを計る。


呉珈慶の父親は
「自分も家長として息子を一人で海外へやるのは心配だ」と発言、
いったん引きとめ成功ムードに。

(まあ、正直いって父親の反対があっても別に・・・
呉珈慶は赤ちゃんの頃から他の兄弟と一緒におばあちゃんに育てられたので
父親は呉珈慶に対して影響力はあまり無いと思う)


2月23日
父親から電話で、
「条件について計算違いをしていた、その条件では不足である」とトウ氏に連絡があり
ひきとめ交渉決裂。

食事会では
台湾ビリヤード協会のボス、トウ氏と父親とは
「引き止め交渉成立を祝して日本酒で乾杯」までしていたそうで、

これに怒った
台湾ビリヤード協会が
すでに引きとめのために最大の努力をした、と「お手上げ宣言」

呉珈慶の国内の試合への出場を停止、

7月ワールドゲームスの台湾代表の座も剥奪され、

呉珈慶は3月4日
シンガポールへ飛ぶ

(その後、その時点でのシンガポールの最終提示金額が
年俸1350万円での3年契約とも5年契約とももれ聞こえてきた)

そして3月30日付けで

台湾・シンガポール双方の新聞が「移籍確定」といっせいに報道。


その後、さらにWPAの選手登録抹消

世界ランキング剥奪・・・

個人資格での国際試合エントリーもWPAに断られ、

彼は、国際舞台から締め出されてしまった。


シンガポールは、異例の早さで「永住ビザ」を発行するなど
当初「やる気」を見せていたように見えたが、

このシンガポール滞在中、呉はホテルの部屋も与えられず
シンガポール選手の部屋に転がり込まざるを得なかったほどの冷遇を受けていたそうで、

ここ数カ月は
シンガポールを後にして中国に滞在したり、
台湾に戻ったりしていた。

この期間に、中国で行われた試合3つに出場、
(優勝x2、準優勝x1)
その賞金すべてを、昨年台湾を襲った未曾有の水害、「八八水災」の被災地に贈った。

台湾のビリヤード協会ボス、トウ氏は
呉珈慶のこの善行関してのコメントを新聞に求められ、
「素晴らしいことだと思う。わたしも彼に電話で連絡して、そう告げた」と答え

和解ムード。

「年内にも、台湾復帰があるのでは」・・・なんて

予測とも、期待ともわからない噂が流れていたんだけど・・・。

国籍取得には、最低半年はかかると言われていたから


半年前に申請していたのが、
発行されることになり、発表されたのか
確定するまでは

立場をはっきりさせられなかった・・・ということなのか?

それとも、やっと決意して、

今申請して、これから半年かかるのか??



今まで、ころころ変わる報道に左右されず
一貫して
「今後のことは未定。まだ、なんの書類にサインもしていない。国籍は台湾のままだ。」
とのコメントを通してきた呉珈慶。

今回も、本人からの正式発表は、まだ。



作年末台湾で彼に
Cue's連載「台湾撞球明星☆列伝」の取材した時聞いたところ

「そういう話があるのは本当だよ。悪い話じゃないと思ってる。慎重に検討中」との回答だった。

「こういう難しい判断は、どう転んでもみんなが満足はしない。
最終的な決定は自分で下すよ」とも言っていた。


最高の判断を下せて、

国際舞台へ帰ってくる日が近いことを祈るよ!


この件に関してこれまでの事情は過去記事参照

呉珈慶:史上最年少世界チャンプにシンガポールから引き抜き!?前編


呉珈慶:史上最年少世界チャンプにシンガポールから引き抜き!?後編

呉珈慶:史上最年少世界チャンプにシンガポールから引き抜き!?後編

もっとkwsk?

じゃ、左カラムの検索窓から、
呉慶応 シンガポール 移籍とかで検索して!

我ながら、たくさん書いてるなぁ!

ネタ元(台湾の新聞のWEB版)
台撞球好手呉珈慶向星申請公民

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