「管総理の出した広告と誤解が!?」と誤解されている記事の全文日本語訳です。
ひとつ前の記事の最後にも載せたのですが、記事の訳だけ抜粋しました。

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この画像だけがネット上で一人歩きして
民間有志の出した台湾への感謝の広告が
「管総理の出した広告のように報道されている」と誤解を受けているようですが

台湾ではそのような誤解は受けていません。

なぜなら

この記事の内容は
「東日本大震災への、台湾の支援と、その進行具合、それに対する日本の反応」なのです。

1段落目=菅総理の送った感謝状(二度目)について紹介。
2段落目=台湾の支援とその窓口である台湾赤十字の動きなど
3段落目=「謝謝台湾計画」と、発起人木坂さんについて、好意的に紹介、
「5月3日に、本紙の5ページに広告がでますよ」と結んでいます。

自由時報の元記事原文URL(ネット版のほうには写真は無いです

では全文です。ほんとに長くてすみませんが、
一読いただけたらきっと誤解が解けると思います。

〔駐日特派員張茂森、記者謝文華/綜合報導〕日本首相菅直人昨天以「日本―邁向復興及新生之路―」為題撰寫一篇有關東日本大地震的聲明稿,
日本の首相、菅直人は、昨日「日本は、復興と新生の道を邁進します」との題名で今回の大震災に関する声明を発表。

其中再度對台灣對日本所做的人力物力與巨額捐款表示,「這一切都在在讓日本國民得到莫大的鼓舞,也讓我們再次感受到心連心的厚重情誼」。
その中で再び、台湾の日本への人的、物的また巨額の義援金などあらゆる支援に対し「これらのすべてが、日本国民への大きな鼓舞となります。また、私たちは改めて心からの厚い情誼を感じました。」と表明。


菅直人的這篇有關大地震的聲明稿是以「日本國內閣總理大臣」的名義撰寫,首先再度對全世界一百三十多個國家與近四十個國際機關、眾多非政府組織的支援表達由衷的謝意,也讓日本「再次強烈體會到何謂『患難見真情』」。
菅直人首相の文章は、「日本国 内閣総理大臣」との名義で書かれたもので、まず全世界の130数カ国の国家と40近い国際機関、非政府組織の支援に対し、再び心からの感謝の意を述べ、また日本が「再び強烈にいわゆる『災難に遭って情けを知る』と感じました」と記している。


菅直人首相在這篇文章的第三段中特別指出,地震發生後,「我們即得到來自台灣各界的慰問激勵及支援,例如,派遣了由台灣各地二十八名消防人員所組成的救援隊赴日,在宮城縣進行協尋災民的活動,提供了總重約達五百六十噸的寢具、衛生用品、食品、家電用品等救援物資」,
これらの菅直人首相の文章の中で、第三段めに特にこのように書かれている。地震発生後、「私たちは台湾からの慰問や激励や支援をいただきました。例えば台湾各地の消防隊員の28名から成る救援隊が、宮城県で被災者の捜索救助活動に協力してくださいましたし、560トンもの寝具や衛生用品や食品、家電用品などの救援物資を送っていただきました」

同時也捐助高額賑災款,用各種不同形式為日本加油打氣,「這一切都在在讓日本國民得到莫大的鼓舞。讓我們再次感受到心連心的厚重情誼」。
同時にまた、多額の義援金も寄せていただき、各種いろいろな形式での日本への励ましに、「これらのすべてが、日本国民への大きな鼓舞となります。また、私たちは改めて心からの厚い情誼を感じました。」と述べています。


菅直人首相也指出,有關福島核電廠的災害,目前日本政府已基於下列三項原則動用一切可利用的資源在處理,第一是將周邊居民及所有人的健康及安全列為最優先考量,第二是切實做好危機管理,第三是建立一個將所有可能發生的事態都列入考量的因應機制,同時也盡最大的努力防止核災再度發生。

また、菅直人は、福島の原子力発電所での被害に関しても、以下のように述べています。「目下日本政府は以下の三原則に則って可能な限りあらゆる手段を講じて処理にあたっております。第1に、周辺住民及び、あらゆる人の健康と安全を最優先に考え、第2に危機管理に切実に取り組み、第3に起こりうるあらゆる事態を想定したマニュアルを作り、また同時に、核災害の再発防止に、最大限の努力をするものであります。」


我對日捐款 已逾56億(台湾の日本への義援金は、すでに56億台湾ドルを超える)

台灣駐日代表馮寄台針對菅直人首相的聲明文表示,這次台灣人民所表現的是人飢己飢、人溺己溺最高尚的精神,「我們也體會到日本對台灣提供溫暖所展現的細心」,如果日本有需要的話,台灣願意繼續提供支援。
馮寄台台湾駐日代表は、菅直人首相の感謝状に対する以下の声明を発表。このたびの台湾の民衆の行動は、「人飢己飢、人溺己溺(他人が飢えていると、自分が飢えているように、他人が溺れていると、自分が溺れているように感じてしまう)」の、尊い精神の現れです。それに、「わたしたちも、これまでに日本からの暖かい心遣いを感じています。」日本がもしも必要とするのなら、台湾は支援を継続します。

根據行政院新聞局的統計,台灣民間為日本東北大地震的募款,到廿九日止已累積超過新台幣五十六億元。至於中華民國紅十字會總會的日本賑災募款將於五月十日結束,目前也已超過廿三萬餘件,金額超過新台幣廿一億元。
行政院のニュース統計によると、台湾の民間の東日本大震災への義援金は、4月29日までの累積で、56台湾ドルを超えている。中華民国赤十字主宰の日本への募金(5月10日で締め切られる)だけでも23万件以上、総額は21億台湾ドルに上る。


紅十字會預計五月初前往日本東京參加「東日本大地震夥伴會議」,聽取日本紅十字會進行賑災進度簡報,並與各國紅十字會代表討論日後如何參與災後復原及重建工作,屆時就可確認募款撥付方式。
中華民国赤十字は、5月の初旬に東京で開催される「東日本大地震夥伴會議」に出席し、日本赤十字の被災地復興支援の進み具合について聴き、また各国の赤十字代表と今後の災害復興と再建に関していかに関わってゆくか、義援金の支払い方式などについて話し合いを持つ。


另外,由日本廣告圖案設計人木坂麻衣子透過「推特」發起的在台灣刊登感謝廣告的活動,已經確定五月三日在台灣的自由時報等兩家報紙刊出,這篇感謝廣告以「謝謝台灣」為名,形式非常素雅,上面只有梅花與櫻花兩個圖案象徵台灣與日本,然後以簡單的兩行文字書寫
その他に、
日本の広告デザイナーである発起人、木坂麻衣子さんの「Twitter」上での呼びかけによって始まった台湾の新聞に感謝の広告を載せようという活動も、すでに5月3日、台湾の自由時報など2社の新聞に載ることが決まり、下のような広告が、「謝謝台湾」の名のもとに、非常に簡素で品のいいデザイン、梅と桜のふたつの図案が台湾と日本を象徴し、簡潔に2行の文章で


「您的愛心,非常感謝。我們是永遠的朋友。東日本311大地震時,您的支援使我們覺得相當溫暖。我們將永遠記得這份情誼!」廣告的署名則是「日本志同道合者敬上」。
「あなたの大きな愛に非常に感謝します。わたしたちは永遠に友達です。3月11日の東日本再震災の時、あなたの支援はわたしたちの心をとても暖めてくれました。わたしたちは、この真心を永遠に忘れません」と書かれ、署名として「日本の有志一同」と記されています。


從沒有來過台灣的木坂麻衣子,在四月初聽說小小的台灣捐款超過百億日圓時就已相當感動,四月十一日看到日本政府在七國刊登「厚重情誼」廣告,卻漏了台灣時,就覺得有必要用讓台灣人看得到的方式向台灣致謝,於是從四月十九日起,發起了一人一千日圓捐款的「謝謝台灣計畫」,希望在自由時報等兩家台灣報紙刊登廣告,向台灣人民致謝,若有多餘捐款則會捐給日本紅十字會賑災使用。
一度も台湾に来た事が無い、という木坂さん。4月の初めに、小さな台湾からの義援金が、日本円で100億円にも上ると聞き、すごく感動、4月11日に7つの新聞にだけ政府が出した感謝の広告に、台湾が漏れているのを見て、台湾の人たちにもちゃんとお礼を、皆さんに見てもらえるような形でしたいなと思い、4月19日にこの計画をスタートしたのが、この、1人1000円の寄付でお礼を、という「謝謝台湾計画」。彼女は当初、自由時報など2社の新聞に感謝の広告を掲載し、台湾の人々に感謝を伝え、もしもお金が余ったら被災地への募金にまわせたら、と考えていました。

募款活動已於廿六日截止,一星期來金額超過一千八百萬日圓,昨天並已將廣告版面送達本報,預定五月三日於自由時報的五版刊出這則半版廣告。
そして今。募金活動は、4月26日ですでに終了し、わずか1週間で日本円で1800万円以上をも集め、昨日、すでに広告の原稿も本紙に入稿済み。5月3日に自由時報の5版に半ページの広告が出ることが決まっています。


自由時報の記事は以上です。
追記 
2chまとめサイトや
ロケットニュースさんや
サーチナさんで、

誤解を生むようなタイトルで記事が掲載され残念です。

内容はちゃんとしたものでもタイトルが
【台湾に義援金のお礼広告を出した日本国民 / しかし菅総理が広告を出したかのような記事が掲載される】
でしたから

それを twittterでRTする方も多く、タイトルで判断したのか「ひどい!」などと次々RTされ、
私のところにも回ってまいりました。

(謝謝台湾計画に文言発案や中文翻訳などのお手伝いをしましたので
それをご存知のフォロワーさんが教えてくれたのでした)

中にはなぜだか
この記事自体が謝謝台湾計画が出した広告だとの誤解をされて
ブログなどに批判を書き込んでいる方も。
(これはどう見ても記事だと思うのですが)

感謝の広告自体は、ちゃんと掲載されましたので、
ご安心を!
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「広告主の原稿を、掲載前にリークするなんて!」という批判もあるようです。

著作権などに対する考え方がゆる~いお国柄、というのも確かに少しありますが

今回の広告は、いわゆる商業広告ではなく

「できるだけ多くの方に見ていただきたいお知らせ」

です。

確かに、サプライズ的な楽しみは届けられなくなるかもしれませんが

その記事を見て、
広告を楽しみにしてくださった方もたくさんいらっしゃると思います。

それに、別にこの記事が初の画像掲載ではないのです

謝謝台湾計画のブログ上で
デザイン・文言ともに公開して討論して決めましたので
誰でも見ることができましたし

そこから取った画像が
これ以前にも他紙やテレビやネットのニュースなどで、
何度も紹介されています。

発起人さんも「予告編です」と、全く問題視しておられません。

この「誤解騒動」の経緯に関してさらに詳しくは、ひとつ前の記事をお読みください。
【菅総理の出した広告!?】と台湾で誤解・・されてません。






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